先日予告をしていた、要介護4の方のお墓参りが今日実現したので報告します!
お墓参りまでの流れ
9時30分に福祉タクシーに乗り込みます。
福祉タクシーの運転手さんは、初任者研修以上の資格を持っているのでとても安心です。
普段はなんでも拒否をしがちな方ですが、今日は息子さんご家族が来ているのでニコニコで車に乗り込まれたそうですよ。

普通の車椅子だと、本人の負担が大きいと考えて、背もたれが倒れるリクライニング車椅子を準備してもらってます。
施設からお墓まで、約45分かかる道のりです。
福祉タクシーには家族も乗れるので、息子さんと本人がかわいがっていたお孫さんが同乗されます。

水分補給とご機嫌がよくなるように、本人が好きなブラックコーヒーを準備して、飲みやすいようにストロー付きのキャップをセリアで購入して準備しています。
これは私のパートナーであるケアマネが準備したと自慢していました笑
行き道はスムーズに行き、10時20分頃にお墓到着です。
お墓に行くまでに階段がありましたが、福祉タクシーの方がスロープを準備してくれていたので問題なく登れました。

そしていよいよ、奥様のお墓に到着です。

病気をしてからずっとお参りできていなかったので、すごく久しぶりのお墓参りです。
とてもいい表情をされていたそうです。
そして、帰り道に自宅に寄り道をしました。
ご家族の呼びかけで、親戚の方やお友達がたくさん会いに来てくださって、すごくいい笑顔でみなさんと交流をされていたそうです。
ご家族もそのお顔を見て、とても喜ばれていました。

そしてお昼前には施設に戻り、疲れは見えましたがしっかりお昼ご飯を食べたそうです。
結果、大成功でした!
ご家族をはじめ、福祉タクシーの事業所の方のご協力のおかげです。
本当にありがとうございました。
まとめ
ケアマネジャーとしては、主治医に相談をしたり、福祉タクシーなどの手配をして、本人もご家族も安心してお墓参りができるように計画を立てました。
実は、私のパートナーも施設長兼ケアマネジャーです。
今回はそのパートナーが施設長をしている施設に住んでいる方のお墓参りでした。
これが、ほかの施設であれば、もしかしたら行くことができなかったかもしれません。
施設によって色々な決まりがありますから、それは仕方のないことです。
また、普通のケアマネジャーは、お墓参りまではついていかないと思います。
と言いますか、これは通常のケアマネジャーの業務を超えたものですので、ついていかないケアマネジャーが悪いということは全くありません。
でも、私たちがケアマネジャーとして独立したら、その方やご家族の願いが一つでも叶えられるように、幸せな気持ちになれるような日常を提案し続けたいと思っています。
今日はその第一歩。
がんばりました。


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