有料老人ホームの主な三種類
有料老人ホームには【介護付き有料老人ホーム】、【サービス付き高齢者向け住宅】と【住宅型有料老人ホーム】などがあります。細かく言うともっと種類があるのですが、とりあえずこの三種類をおさえておけばいいかなと思います。
介護付き有料老人ホームは、名前のとおり施設の職員さんが、ヘルパーの役目も、デイサービスがするレクレーションのようなことも全部してくれます。
料金に定額の介護保険料も含まれているので、それ以上の料金を取られることはほとんどありません。
『ほとんど』というのは、独自に作っている料金形態がある施設もあるので、一概には言えないんです。
【サービス付き高齢者向け住宅】と【住宅型有料老人ホーム】は、基本的にそこの施設の職員さんはヘルパーのような介護はしません。
しないというと語弊がありますが、この形態の施設に入った場合、介護が必要な方は介護保険でサービスを入れる必要があるということです。
介護保険でサービスを全部入れても、それ以上手がかかる方に関してはですね・・・
施設によってはサービスでしてくれるとこもあるし、分単位で自費サービスとしてお金が発生することころもあります。
有料老人ホームのおおまかな料金形態
民間の高齢者施設は、施設によって料金が大幅に違います。
【介護付き有料老人ホーム】の介護保険料は定額です。
【サービス付き高齢者向け住宅】と【住宅型有料老人ホーム】の介護保険料はサービスを使った分だけとなります。
入居一時金は、設定してる施設もあれば、取らない施設もあります。
入居金が高いところは、数百万円から数千万円です(;・∀・)
普通は、家賃の三か月分とかで設定しているとことが多いと思います。
介護保険料はその方の介護度や負担割合によってだいたい想像がつくと思いますが、家賃とか食費、管理費などはそれぞれの施設が自由に決めています。
上にも書きましたが、施設によっては介護保険で決まっているサービス以上に手がかかる方に対して、自費サービス料金を取るところもあれば、サービスでお手伝いしてくれる施設もあるんです。
その自費サービスも、「15分500円」とか決めてあったり、「介護度によって介護保険とは別に定額の料金を支払うとそれ以上はいただきませんよ」というパケ放題のような料金設定のところもありますし…
私も何十件も有料老人ホームを見学していますが、本当にピンからキリまであります。
施設を選ぶ時は、自費サービスをしているのかどうかまで、きちんと料金を確認してください。
そのほかの決まりごとについて
また、【介護付き有料老人ホーム】はその施設のケアマネージャーにしなければいけません。
【サービス付き高齢者向け住宅】と【住宅型有料老人ホーム】は、自由にケアマネジャーを選べます。
また、【サービス付き高齢者向け住宅】と【住宅型有料老人ホーム】は、そこの施設の介護保険サービスを使ってくださいと言われることもありますし、どこでも自由に好きなところを使ってくださいという施設もあります。
ちなみに、すべての有料老人ホームのおむつやパッド、リハビリパンツ代は自費です。
施設の話をしだすとまだまだ長くなりますので、今日はここまでにしたいと思います。


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