高齢者施設選びは難しい④【介護老人保健施設とは?】

ケアマネージャー

【介護老人保健施設】略して老健

施設の中でも、【介護老人保健施設】略して老健と言われる施設がありますね。

これは、リハビリをして自宅に戻ることを目的とした施設なので、原則として要介護1以上の方が一定期間(3か月くらい)を目標にリハビリをがんばる施設です。

※施設によっては、3か月以上住み続けることができるところもあります。

老健のいいところは、その施設の中に主治医がいて、その主治医の指示のもと、リハビリや日常生活を送れるところです。

高齢者施設選びは難しい①で説明した【特別養護老人ホーム(特養)】と混同されがちですけどね。

特養は入所したら最期まで生活できる施設老健はリハビリをして自宅もしくは有料老人ホームなどに戻る施設なので、大きく違うんです。

介護老人保健施設に入るのはどんな時?

1.よくあるのが、病院での治療が終わって退院が決まったけど「今の身体の状態で自宅に帰るのが不安だからもう少しリハビリをしたい」と思うときなどに老健に行くパターンです。

2.自宅で生活しているけど、足が弱ってきたから老健に入ってリハビリをがんばって、自宅での生活をもっと続けたい思った時に入る場合もあります。

3.自宅では生活が難しくなってきて、特養や有料老人ホームを申し込んだけどすぐには空かない時に、空くまで老健でリハビリをしながら待つこともあります。

老健に入った時のケアマネジャーとか料金は?

老健に入所となると、入所中は老健のケアマネジャーが担当をすることになります。

老健から退所した後は、また在宅の時に担当していたケアマネジャーに担当してもらうことが多いです。

そして、気になる料金は特養と同じく【介護保険負担限度額認定証】の段階と介護度により決まりますので、介護保険負担限度額認定証と介護度をその施設に伝えると、だいたいの料金を教えてくれますよ。

まとめ

老健は特養や有料老人ホームなどと違い、ずっと住める場所ではないんですよね。

なかには、ずっと住める老健もありますが、ほとんどの老健は在宅復帰を目指す施設になっています。

これを覚えおけば、実際施設を選ばなければいけなくなったときの参考になると思います。

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