ケアマネージャーに相談のポイント|初回に伝えた方がいいことと準備してほしいこと

ケアマネの現場から

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ケアマネージャーに初めて相談するときの流れについて

今からケアマネージャーに相談しようと思っている皆さん、どんな準備が必要なのか心配ですよね。

今回はケアマネージャーが初回に聞きたいこと、伝えてほしいことをまとめました。

まずは、介護保険の申請をしてくれたケアマネージャーとか、誰かに紹介してもらったケアマネージャーとか、相談するケアマネージャーが決まっていれば、ケアマネージャーが所属する居宅介護支援事業所に電話をして、日程の調整をします。

決まっていない場合は、近くの包括支援センターやお住いの自治体に相談するとか、インターネットでめぼしい居宅介護支援事業所を見つけて電話をしてみてください。

認定調査の説明の記事も参考にしてみてください↓

事業所にもよりますが、だいたい日曜日はお休みのところが多いです。

本人とご家族が同席できる日で、日程を調整してくださいね。

ご家族だけではなく、本人のご様子とかお話もさせてもらいたいです。

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本人がいないところで伝えたいこともあると思います。

その場合は、電話をしたときに教えてください。

別の日で調整をするか、別の場所でお話を伺います。

初回相談で伝えた方がいいこと

本人と介護する人の生活状況

本人が一人暮らしなのかとか、同居なのか、近くにだれかお世話してくれる人がいるのか、とか教えてください。

お世話する人がいれば、一日の中でどのくらいお手伝いができるのかとか、無理をして疲れていたりしないのかとか教えてもらえると、介護サービスを調整するときに参考になります。

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本人の生活状況はもちろん聴きたいんですが、介護をしている方の状況も教えてもらえると、総合的に考えることができるんです。

介護をしている方が無理をしていないかもケアマネージャーとしてはとても気になります。

それから、本人の生活歴も教えてほしいです。

これまでどんな仕事をしてきて、どんな人生を歩んできたのかなど、本人が今に至っている背景を知ることで、困りごとを解決するヒントになることがあるんです。

具体的な困りごと

まずは、一番困っていることを教えてくれると助かります。

本人の物忘れが困っているのか?歩けないのが困っているのか?

お風呂の手伝いが大変なのか?夜間寝てくれないのが大変なのか?

例えば、「物忘れがあるから困っています」と言われたら、どんな物忘れなのか?物忘れをしていることで、介護をしている人はどんなふうに困っているのか?とか

ケアマネージャーがそこから話を広げて、色々と聴いていきます。

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ここで、ごまかさずにきちんと話をしてくれるのとそうでないのとでは、その後のかかわり方に大きな違いが出てきます

恥ずかしい気持ちもすると思いますが、ケアマネージャーを信じてお話を聴かせてくださいね。

本人と家族の希望

本人は今後どんな生活をしていきたいのか?在宅での生活を続けたいのか?

家族は、どんな手伝いをしてほしいのか?日中誰かに見守りをお願いしたいしたいということなのか?今後どうなってほしいと思っているのか?などなど…

家族自身は、どんな生活を送りたいと思っているのか?

これを教えてもらえると、「じゃあ、こういう風にするのはどうですか?」という提案ができます。

bon
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ケアマネージャーは、提案をする仕事だと思っています。

決めるのは、本人と家族です。

しっかりとお話を聴かせてもらえれば、的確な提案ができますので、お話をたくさん聴かせてくれるとうれしいです。

準備してもらえると助かること

介護保険証や負担割合証を準備してあると助かります

介護認定が下りているのであれば、介護保険証と負担割合証を見せてもらえると助かります。

初回面談をして、面接をしたケアマネージャーに担当をしてもらうとなれば、ケアマネージャーに介護保険証を預けて自治体に居宅介護支援事業所の登録をする必要があります。

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もしなくしたのであれば、再発行の手続きをしますので、気軽に伝えてみてくださいね。

主治医とか飲んでいる薬の情報

なにかしらの病気があって、困りごとがでてきていると思います。

病気があるのであれば、病院に行ってるんじゃないかな思いますので、ケアマネージャーとしてはどこの病院に行ってるのか、よかったら教えてもらいたいです。

初回の面接で病院まで教えたくないと思うなら、気が向いた時に教えてくださいね。

bon
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今後介護保険サービスを調整するときに、主治医との連携が必要になる場面が出てくる可能性があるので、できれば教えてもらえると助かります。

ケアマネージャーに聞きたいことをメモしておいてください

せっかく時間を作ってもらって、対面でお話しできる機会なので、聞きたいことがあれば何でも聞いてください。

介護保険のことでも、それ以外のことでも、ケアマネージャーならわかりそうだなと思うことを事前にメモしておいて、聞いてもらえると何でも答えます。

わからないことがあれば、調べてから答えをお伝えするので、とりあえず何でも聞いてみてくださいね。

bon
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ケアマネージャーのプライベートなことも多少はお答えします。

あんまりつっこんだ質問には答えられない場合もありますが、興味があれば聴いてみてください笑

まとめ

初めてケアマネージャーと対面でいろんな話をするのは、緊張すると思います。

ケアマネージャーには守秘義務があるので、絶対に他言はしません。

安心して、困りごとやこうできたらいいなと思っていることを教えてください。

初対面ではそんなに話ができないと思う場合は、面接の回数を重ねて、信頼できるなと思った時にお話をしてもらってもいいです。

bon
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でも、何回あってもどうも信頼できないと思ったなら、ケアマネージャーを交代してもらってください。

人間なので、合う合わないはあります。

遠慮せずに、居宅介護支援事業所に電話をして、交代してほしいということを伝えてくれると簡単に交代できますよ。

信頼関係を築いて、一緒に困りごとを解決していきましょう。

これから、本人と家族が幸せに生活できるお手伝いを一生懸命にさせてもらいますので、担当のケアマネージャーをパートナーだと思って、色々お話を聴かせてくださいね。

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