福祉用具、実は合ってないかも?|ケアマネがよく聞く“あるある”ポイントを解説

介護保険の基本

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せっかく福祉用具を入れたのに、「思ったほど楽にならない」「ほとんど使ってくれない」そんな相談、実はけっこうあります。

正直なところ、福祉用具は実際に使ってみないと使い勝手がわからないことも多いです。

そのため、最初から完璧を目指すというより、「使ってみて、必要に応じて交換・調整するもの」

と思っておいてもらえるといいかなと思います。

今回は、私がケアマネとして現場でよく見る

**「福祉用具が合っていないかもしれないサイン」**を紹介します。


特によくある“あるある”ポイント4つ

ベッド脇の手すりが、洋服かけになっている

こんな手すりです↓

気づいたら、洋服やタオルがかけられていることがあります。

確かに、ちょっとした物をかけるには便利なのですが、

かけたまま手すりを握ってしまうと、転倒のリスクがあります。

そのため、見かけた場合は「物をかけないようにしてくださいね」とお伝えします。

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もし完全に“物かけ”として使われている場合は、本当に手すりが必要なければ、一旦レンタルを中止することもあります。

👇レンタルできる手すりについて詳しく解説しています。


歩行器が邪魔で、物入れに片づけられている

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本当は歩行器がないと転倒してしまう方でも、「年寄りっぽいから嫌だ」と感じて、使いたがらない方は少なくありません。

また、「歩行器を借りたい」と言われて導入したものの、実際には「歩くのに邪魔」と感じて使われなくなるケースもあります。

転倒リスクが高い方の場合は、別のタイプの歩行器を福祉用具専門相談員に持ってきてもらうと、意外と「これなら使える」というお気に入りが見つかることもあります。

一方で、歩行器でなくても、まだ杖で対応できそうな方については、一旦レンタルを中止することもあります。

👇歩行器について詳しく説明しています。


手すりの位置が高すぎて、肩が痛くなる

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借りている手すりの高さが合っていないと、使うたびに肩や腕に負担がかかってしまいます。

住宅改修で手すりを設置している場合、高さを間違えることはほとんどありませんが、レンタルの手すりの場合は調整が必要なこともあります。

レンタル手すりは高さを変えられるので、すぐに福祉用具さんに連絡して調整してもらいます。

安全のための手すりで、身体を痛めてしまうのは本末転倒ですからね。

👇住宅改修やレンタルできる手すりの違いについて解説しています。


ベッドの高さが合っておらず、ずり落ちが多い

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介護用の電動ベッドを使っている方でよくあるのが、ベッドの高さが高すぎて、座り損ねてずり落ちてしまう転倒です。

導入時は、その方に合った高さに設定しているはずなのですが、掃除のときや、気が向いたときにご本人が高さを変えてしまっていることがあります。

座ったときに、つま先しか床につかないほど高くなっているケースも少なくありません。

立ち上がるときは高い方が楽に感じることもありますが、これは間違った使い方です。

基本的には、座ったときに足裏がしっかり床につき、膝が90度に曲がる高さがベストです。

逆に、低すぎる場合も着座時の衝撃で圧迫骨折を起こしたり、膝に負担がかかることがあるので注意してくださいね。

👇特殊寝台について解説しています。


まとめ

福祉用具は、「入れたら安心」ではなく、使われて、生活が楽になってこそ意味があるものです。

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もし、「使われていない」「危なっかしい」「本人や家族がなんか違うかもと感じてる」などば、見直しのタイミングかもしれません。

なんかおかしいなとおもったら、遠慮せずにケアマネや福祉用具専門相談員に相談してみてくださいね。

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