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杖って、普通はT字になっている杖を思い浮かべますよね。
でも、介護保険でレンタルできる杖は色んな種類があります。
今回は杖について解説していきます。
T字杖

T字杖と呼ばれるものはこれです。
今は花柄とか色んな柄や色があるし、好みの物を選ぶのも楽しいと思います。

T字杖は、介護保険でのレンタルはできないんです。
自費での購入になります。
色んなところに売って会うので、好みに合うものを買えますね。
杖なしでも歩けるけどより安心して歩きたいと感じたときに使うといいです。
杖の下についているゴムがすり減っていると滑るので、ゴムがすり減ったらお店に行って交換してもらうようにしてくださいね。
それから、杖の高さにもポイントがあります。
足の付け根にある、大転子という骨の出っ張りと、杖を握るところの高さが合うように調整してください。
握ったときに、肘が少し曲がるくらいがちょうどいい高さになります。
あと、握るときは、できれば利き手で、握るところの長い方が手のひらにくるように握ってくださいね。
多点杖
杖の先が、3つとか4つとか5つに分かれている杖のことを言います。
下肢筋力が低下している方や歩行バランスが不安定な方、腰が曲がっている方や、麻痺があって杖にかかる体重が大きい方が使う時が多いです。

杖先が複数あるので、全ての足先が地面に接していないと杖本来の力を発揮することができないので、使う時は練習が必要ですね。
T字杖と一緒で、高さも本人に合わせる必要がありますよ。

先の部分の形も色々あるし、素材や重さも色々種類が多いです。
先が大きく広がっているものは、平らな道で利用するのには問題ないですが、デコボコしている道は逆に歩きにくいかもしれません。
それに、先が大きく広がっているので、使う向きもあるし、上手に使わないと足に引っ掛けて転倒することもあるので気をつけないといけないですね。
先が広がっていないものは、先の方だけ動くタイプもあって、素材や重さも色々あるので、実際何種類か使ってみて使いやすいものを選ぶのが一番です。
多点杖を使ってみたいと思ったら、ケアマネジャーに相談して使い方は福祉用具の方に聞くのが一番です。
もし、デイサービスやデイケアに行っていて、リハビリの先生がいるなら、その方に教えてもらうとより安心ですね。
ロフストランドクラッチ
腕を通すカフのついた杖です。
杖を使いたいけど、握力・腕力が弱くて、握れるか心配な方はこの杖がいいと思います。


私が担当した方で、このタイプの杖を使用した方はいません。
握ることが難しい場合は、歩行器を提案することが多いですね。
歩行器を使うにはまだ恥ずかしいと言われる男性は、これを使っている方がいます。
まずは試してみて、自分に合っているものを選びましょうね。
サイドケイン
脳血管疾患などで半身不随があり、杖にしっかり体重をかける必要がある方が使用するものになります。

使い方がわかりにくいと思いますが、こんな感じで使います↓

どちらかの手が不自由だと、歩行器は使うのが難しいです。
もう片方の手がしっかり使えて、体幹もしっかりしていればこのタイプを使用してもいいと思います。

このタイプも私が担当した方で使った方はいません。
リハビリの先生から使い方をしっかり習ってから使わないと、しっかり歩くのは難しいですね。
まとめ
T字杖以外は、介護保険でレンタルができます。
必要になったら、ケアマネジャーに相談して、福祉用具の方に何種類か持ってきてもらって試すことをお勧めします。
転ばぬ先の杖ともいいますし、転倒を予防する意味でも、試しに使ってみるといいですね。

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