
7/28に熊本地震がありました。
震源地は氷川町と小川町。
前にもお伝えしましたが、うちの社長宅は小川町で、家は無事でしたが家具が倒れて物は散乱して片付けが大変でした。
それより最初の数日は電気もつかなくて、水は1ヶ月ほどでなかったし日常生活を送るだけでも大変な状況だったんです。
そんな中、社長宅の近所で居宅介護支援事業所をしている方から新規の依頼をいただきまして、避難所まわりが始まりました。
避難所まわりをすることになったきっかけ
8/6に、社長宅の近所で居宅介護支援事業所をしている方から電話をいただき、氷川町の避難所にいる方を新規で担当させていただくことになりました。
これがきっかけで、避難所の中には【福祉避難所】というところがあって、誰かの手伝いがないと生活ができない方専用の避難所があることを知りました。
そこには、DWAT(災害派遣福祉チーム)と言われる、社会福祉士や介護福祉士などの専門職の方が交代で来ていて、大活躍されていました。
その他にも、JRAT(日本災害リハビリテーション支援協会)方とかもいて、福祉避難所にいる方たちは心強かっただろうなと思います。
そして、私たちケアマネジャーができることは何かと考え、仕事の休みを利用しながら避難所をまわって、困りごとを聴くことにしたんです。
避難所を回って、私たちにできることを探しました

と言っても、突然避難所に行ったところで大歓迎を受けるわけではなく、変な目で見られることも多かったし、最初は話を聞いてもらうこともあまりできませんでした。
被災地には悪い人もたくさん来ていたみたいで(ニュースの情報ですが…)、社長が飛び込みで「何かお手伝いできませんか?」なんて言っても、不審な目で見られることが多かったです。
こんな時、営業担当の社長は強い!!
知らない人ばかりのところにグイっと入っていって、しっかり自己紹介もして、話を聞いてもらうんです(;・∀・)
私にはとてもハードルが高くって、ここは社長におまかせでした。
そして、いつの間にか、避難所にいるDWATの方と仲良くなっていて、最初に依頼を受けた方の他にも、数人相談を受けることができました。

私は熊本市内に住んでいるので、なかなか一緒に避難所に行くことはできなかったんですが、社長は「役に立ちたい」と言う気持ちひとつで、どんどん動いていました。
8月と9月は、避難所からの新規の依頼や相談をたくさん受けたのでバタバタでした
社長が頑張っている姿を見て、応援してくれるDWATの方もでてきたので、8月から9月にかけてたくさん相談を受けました。
はっきりと覚えていませんが、たぶん10件近くあったと思います。

相談を受けたら、自治体の方とも連携を取って、事業所さんたちとも連携を取って、避難所に何度も行って本人や家族と話をしました。
今思えば、非常時で誰もが不安だし、なんだか気持ちは焦るし、普段はしないような動きをたくさんしていましたね。
相談を受けた方のほとんどが、今まで介護保険を使ったことも、申請をしたこともない方でした。
なので、実際に申請するまでの説明もたくさんしたし、サービスを使うことに対しても否定的な方が多かったりして、一つ一つに時間がかかりました。
申請をする前からみなしで介護サービスを利用していいと自治体から言われていましたが、結果が出たら介護保険の対象にならない方がいました

介護保険の認定結果は、自治体によって結果の出方がちょっと違うなと感じています。
被災地なのに、私たち以外の方が見ていても要介護状態だろうと言われていたのに、介護保険の対象にならない方がいました。
私たちの見立てが悪かったのかもしれませんが、DWATの方からも「この方は要介護だと思うので相談に乗ってあげてほしい」と言われて申請をした方でも、介護保険が利用できない方がいました。
認定調査の日には立ち合いもしましたし、自治体の方には事前に情報共有もしていました。
介護保険が利用できない方に対して、私たちケアマネジャーは無力です。
DWATの方たちとも話をしましたが、あとは自治体にお任せするしかありません。
自治体の方たちも被災している方が多いし、業務がすごく大変だと聞いていたので、私たちで少しでも力になればと思って動いていましたが、残念でした。
熊本地震の避難所をまわったことはとても勉強になりました
前回の熊本地震の時には、被災地をまわって支援をするなんてできませんでしたが、今回は実際に避難所などをまわり、いろんな方と話をすることができて、すごく勉強になりました。
たくさんの方が支援に来られていて、県外からわざわざ来られている方なんて、本当にすごい。
支援の内容もたくさんあるし、支援をするってよく聞く言葉ですが、本当に難しいことなんだなと、改めて感じた日々でした。

熊本地震後のバタバタの日々を振り返ると
「私たちがしたことは、みなさんの力になったのかな?」と疑問に思うこともたくさんありますが答えは出ません。
そんな反省をしながら、私たちにできることを改めて考えていきたいと考えています。




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